今月の香り アーカイブ

ジンジャーリリー

一般的には白い花が有名ですが、写真の様に色づいたものもあります。ジンジャーリリーの愛称で親しまれ、独特の美しい花を咲かせるため、観賞用として栽培されています。薬味でお馴染みの「ショウガ」はショウガ属で、科は同じですが別属の植物です。東南アジアで良く見られます。

ジンジャ―リリー

2019.12.02

ユズの芳香

柚子11月が収穫時期ですが、その時期に畑は芳香に包まれます。

良い香りがするのは果実からよりも葉からなんです。
葉をちぎって嗅ぐとそれはそれは芳醇な香りが強くします。
みなさん、知っていましたか?私は知りませんでした。

たしかに香料は植物の果実だけでなく、
花や根、樹脂から抽出するのが一般的なので、
そういえばそうだなーという感じです。
柑橘の花は良い香りがするものが多くあります。
柑橘の橘(タチバナ)は古来から日本にありますが、
その花の香りについて古今和歌集では、以下のように詠まれています。

「五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする」

五月になるのを待って咲く橘の花の香りをかぐと、
昔親しくしていた人の袖の香りがする
という意味の恋愛歌です。

1000年以上昔の人も現代の私たちと同じく、
香りで昔の恋人を偲び、センチメンタルになっていたのですね
人は今も昔も変わりませんね〜。

ゆずのある風景

2019.11.25

出汁の魅力

写真は丁寧に調理された昆布主体の出汁です。繊細で上品な香りに引き込まれ、優しい甘みと旨みが幾重にも続きます。この出汁をとろろご飯にたっぷりかけて味わうと、つくづく「ああ日本人に生まれてよかったなぁ」と思います。

出汁の香り

出汁のある食卓

2019.11.05

オルソシホン(ネコノヒゲ)

別名、猫のひげ(ネコノヒゲ)と呼ばれます。原産地はインド、マレーシア。ネコノヒゲとは良くネーミングしたもので、ピンと長く伸びたおしべとめしべが自慢です。カイゼル髭のようでもあります。

オルソシホン

2019.11.04

エリカ

花言葉は「孤独・寂しさ」。エリカはイギリスでは荒野に咲く花で、英名は「Herth」。荒涼としたヒースの丘が舞台の「嵐が丘」を想像させます。小さな花がびっしりと咲き可憐でにぎやかな印象です。

エリカ

2019.10.01

アマリリス

ギリシア語で「輝かしい」という意味。花言葉は「おしゃべり」。派手でインパクトのある美人という感じでしょうか。以前に匂った時には、ピーチやアプリコットのニュアンスがありました。

アマリリス

2019.09.03

アガパンサス

アガパンサスは、ギリシア語の「アガぺ(愛)」と「アントス(花)」を組み合わせてできた言葉です。さわやかな涼感のある花を多数咲かせます。公園などでも良く見られ、夏場の暑さをひととき忘れさせてくれます。南アフリカの原産でユリに似た花を沢山放射状に咲かせる事から「アフリカンリリー」とも呼ばれています。

アガパンサス

2019.08.02

宮崎高千穂峡 天色の香り

訪れた日は、前日の雨の余韻もあって天気は薄曇りで川の水位も高かった。高千穂峡を訪れる前、天岩戸神社へ行くまでは、何となくどんよりとした心持ちでした。しかし神社へ行く山道では天気も晴れ間が見え出し、参拝では、その神話感やスケール感に圧倒され、何だか悪い憑き物が落ちた気になるから不思議でした。高千穂峡は天岩戸神社からほどなくの場所にある名勝。その昔阿蘇火山活動の噴出した火砕流が、五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、 急激に冷却されたために柱状節理のすばらしい懸崖となった面白い峡谷です。川に沿い、少し散策をしましたが、なるほど古代の人達がこの場所に神々を感じるのもうなずける、水と緑の香りの立ちこめる場所でした。

高千穂峡

2019.07.11

ツキミソウ

花は夕方の咲き始めは白色であるが、翌朝のしぼむ頃には薄いピンク色となる。夏の夜に涼やかに一晩だけ咲く月見草は、清楚な姿で私たちを楽しませてくれます。待宵草を月見草と呼ぶほど、よく間違われますが、どちらも夏の世の夢のように儚い魅力があるせいかもしれません。

ツキミソウ

2019.07.01

ジギタリス

西洋では暗く寂れた場所に繁茂し不吉な植物としてのイメージがある植物だが、古くから強心薬としての作用を使われてきた。ギリシア神話では、ゼウスが妻ヘラのサイコロ遊びに苛立ち、ヘラが地上に落としてしまったサイコロをジギタリスの花に変えてしまったとされる。観賞用としても綺麗な花です。

ジギタリス

2019.06.03