今月の香り アーカイブ: 2018年

ユリオプスデージー

ギリシア語で「大きな目を持つ」という意味があります。黄色い花と銀色の葉で冬場でも明るく・可憐に咲く貴重な花です。語源のように「人目も引き」ますが、何気ない時に見かけると嬉しくなる、そんな花だと思います。

ユリオプスデージー

2018.12.03

シンビジウム

つぼみが船の形に似ている事から、ギリシア語のKymbe「舟」とeidos「形」という2つの意味から転じて名づけられたといわれています。洋ランの一つとして古くから栽培され人気のある品種です。アジアの熱帯から温帯にかけて、また南はニューギニア、オーストラリアにかけて様々な形で自生しています。

シンビジウム

2018.11.05

サフラン

ギリシア神話では花の女神フローラが牧場の精から「仔羊が昼寝できるように花の絨毯を!!」と請われ秋の花として咲かせたという伝説があります。紀元前から香辛料・香料・染料・薬用などに利用されており親しみ深い植物です。

サフラン

2018.10.01

アーティチョークとモンロー

和名はチョウセンアザミ。ヨーロッパなどでは広く食用とされているが日本だとまだまだ定着していない印象。ただし観賞用としては人気があります。アメリカのキャストロヴィルという街が生産地として有名です。毎年開かれるミスコンのような「アーティチョーククイーン」の初代クイーンはノーマ・ジーン(マリリン・モンロー)という事を地元では誇りにしていますが、本人は公表していなかったらしいです。

アーティチョーク

2018.09.03

夏のアサガオ

夏が来れば思い出すのは尾瀬だけではなく自由研究で観察したアサガオです。
元は薬用植物として扱われていましたが、現在は鑑賞目的でも私たちを楽しませてくれます。
品種は多種多様。変幻自在で長いものに巻かれる(?)その様は、
まさに夏の風物詩です。

アサガオ

2018.08.06

テッセン(鉄線・鉄仙)

初夏の庭をさわやかに彩るテッセン。
クレマチスの一種でツルがどんどんと伸びます。
生命力が強くツルは鉄の様に強い事から名前がついたという説もあります。
力強く生きる様に憧れます。

テッセン

2018.07.09

大手毬

青森の星野リゾート青森屋の庭に咲いているのを撮影しました。6月撮影。アジサイにやや似ていてボール状の花を咲かせます。確かに毬っぽさを感じる形状です。梅雨前にさわやかな印象をふりまいていました。名前も姿も似ている「コデマリ」もありますが、コデマリはバラ科で、大手毬はスイカズラ科のようです。

大手毬

2018.06.26

ニゲラ

細い葉っぱと独特な花びらの綺麗なニゲラ。個性派に見えますが、落ち着いた色合いの可憐な花です。
インドや中東ではニゲラの種をスパイスとして用いたりもします。


ニゲラ

2018.06.11

アリウム・ギガンチューム

アリウム・ギガンチューム

アリウムはもともとユリ科ネギ属の学名で、その名前は「ニンニク」を意味するラテン語という説もあります。巨大な球状の花は存在感抜群です。
生け花やフラワーアレンジメント、公園の花壇で見られる事ができます。

2018.05.01

アキレギア

アキレギア

植物の総称はオダマキといいます。、日本のものは山野草として愛好され、ヤマトオダマキ、ミヤマオダマキの2種が山地から高山にかけて分布しています。アキレギアはラテン語で「鷲」また英名のColumbineは「鳩」を意味するラテン語が由来。花の形が鳥に似ていると思いませんか。

2018.04.03

アネモネ

アネモネ

 アネモネは、ギリシア語で「風」を意味します。ギリシア神話では、女神アフロディーテが愛するアドニスを失い流した涙を大地の神がアネモネに変えたとのエピソードがあります。春先に花を咲かせ、皆の目を楽しませてくれるアネモネは品種も多く、園芸の世界でも人気がある品種です。

2018.03.13

ウメ

 だいぶ、寒い日が続いております。寒風の中に、陽射しの温もりに春が近づいていることを感じています。先般の大雪の中、水戸の偕楽園で「梅に雪」の写真を撮っている人がおられました。得難いシャッターチャンスです。こちらの写真は鎌倉で撮ったものです。

2018.01.25

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