福岡県・太宰府天満宮

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言わずと知れた菅原道真公を祀った社です。早春の風情には欠かせない場所です。

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太宰府天満宮(2006年11月撮影)

 「東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」今は花といえば桜ですが、往時は梅でした。どちらもバラ科で香りがあるものがあります。

梅が咲いている時がベストシーズンですが、これも一興。雑誌「香料」の花の特集号を読むと、梅の香りは3種類に分かれるそうです。飛梅はどのタイプでしょうか。想像するだけでも楽しくなります。


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太宰府天満宮の飛梅

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太宰府天満宮の飛梅


環境庁のかおり風景100選に選ばれ、「太宰府天満宮の梅林とクスノキの森」として以下のように紹介されています。
『祭神菅原道真に縁のある梅林の中に、クスノキが境内をところ狭しと生育しており、特有の風景を醸し出している。境内には197種6000本の梅が生育しており、1月から4月上旬まで梅の香りが楽しめる。また、4月末から5月末の新緑時には樹齢1000年とも言われる大樟を含む51本のクスノキのかおりも楽しむことができる。太宰府天満宮は天満宮の総本山。クスノキのうち2本は国の天然記念物、49本は「天神の森(樟)」として県指定され保護されている。』

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