東京都・日本橋界隈・春の花や木

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日本香料工業会は、東京都中央区日本橋にあります。日本橋界隈の 春の花や木と香りも求めて歩いてみました。

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シャリンバイ




シャリンバイ:車輪梅と書くバラ科の常緑低木で春に 花が咲きます。香りがありパウダリーな香調です。秋には紫色の実を付けます。江戸桜通り(日本 橋本石町)。 

春の日本橋界隈にも、春の日差しが差込み、木々や草花が春の訪れを知らせてくれます。  

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ミツマタ(三又)

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ジンチョウゲ


ミツマタ(三又):樹皮には強い繊維があり和紙の原料として昔か ら使われています。ジンチョウゲ科に属し、甘い香りがします。写真は、小津和紙博物館前。(日 本橋本町)2006年3月撮影。

ジンチョウゲ:まだ、寒いうちから強い独特な香りを発し、春の到来を感じる人も少なくないで しょう。2006年3月撮影。十思公園(日本橋小伝馬町)。後ろに見えるのは、石町時の鐘。

石町 時の鐘は、江戸時代初期の「時の鐘」 で、幕末まで時の鐘として親しまれたそうです。鐘 楼櫓下では、蕪村などが夜半亭と号して俳諧の集ひをしていた事は有名とのことです。
涼しさや鐘をはなるる鐘の声 (蕪村・『蕪村自筆句帖』)

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ヤナギの新緑:日本銀行裏外堀通り

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イチョウの新緑:神田金物通り(神田鍛冶町)


日本銀行(日本橋本石町)は辰野金吾によって設計されました。建物は、ベルギー国立銀行を参照 したともいわれています。西洋文化の香り、明治文化の香りがする建物です。東京の建築遺産50選 にも選ばれています。ヤナギには、たくさんの種類があります。この写真はシダレヤナギだと思い ます。薄色の新緑が風にゆらゆら揺れていると、春が来たと感じます。

イチョウは秋には黄色に色付き、とても目立ちますが、春には他の木々と同じ新緑を楽しませて くれます。

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カツラの新緑:日銀通り(日本橋本石町)

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ポピー


 ポピー:中央通りから三井タワーを望む。中央区では、中央通りの街路に季節季節の花を 植えて通りを彩っています。

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