|
|
香料とは・・・
香料は、化粧品や加工食品に香りをそえるために用いられるもので、多くは揮発性の液体です。 香料は、花などの天然の香りの成分を圧搾、抽出、蒸留などによって採られる「天然香料」と、人工的に作られる香りのある物質「合成香料」とを素材として、色々の組み合わせで調合して創られます。
フレーバーとは
フレーバーとは加工食品に用いる香料のことをいいます。 日本のフレーバーは、現在では香料の総生産額の約80%を占めるまでになっています。 しかし、食品に香料が使われていることは以外に知られていないようです。 そこで、フレーバーはどのような食品に使われているのか、食品産業におけるフレーバーの役割について簡単に説明します。
フレーバーの用途
スーパーやコンビニの商品棚やショーケースには、ジュースやコーラなどの清涼飲料、キャンディ、チューインガム、チョコレートなどの菓子、アイスクリームなどの冷菓、カップラーメンや焼きそばなどの即席麺、いろいろなかまぼこなどの加工食品が並んでいます。 そのどれか一つを手に取り、ラベルや包装に印刷されている、原料名と書いてあるところを見て下さい。 おそらく商品の原材料の欄に「香料」の文字が見つかるはずです。 同じように、他の加工食品もいろいろ見て下さい。 原材料の欄に「香料」の表示の無い加工食品はほとんど無いことに気付かれるでしょう。 このようにフレーバーは非常に多くの加工食品に使われています。
フレーバーのタイプと主な用途
タイプ 用途 シトラス系 オレンジ、レモン、ライム、グレープフルーツなどの柑橘系の香り 清涼飲料、ドリンク剤、スポーツ飲料、キャンディなど フルーツ系 アップル、バナナ、グレープ、ピーチ、などシトラス以外のフルーツ系 清涼飲料、ドリンク剤、ビスケット、冷菓、キャンディ、ジャムなど ミルク系 ミルク、クリーム、バターなどの乳製品の香り 冷菓、ビスケット、マーガリンなど 嗜好飲料系 コーヒー、ココア、紅茶、ウーロン茶、などの嗜好飲料の香り 缶コーヒー、ラクトコーヒー、缶入り紅茶、ウーロン茶など バニラ系 バニラの香り アイスクリーム、ビスケット、チョコレート、キャンディなど ミント系 ペパーミント、スペアミントなどのハッカの香り チューインガム、キャンディ、歯磨、洋酒など スパイス系 ペッパー、シナモン、ジンジャー、ナツメグ、クローブなどのスパイスの香り ハム、ソーセージ、タバコ、コーラ、ジンジャエール、キャンディなど ナッツ系 アーモンド、ピーナッツなどのナッツ類の香り チョコレート、ビスケット、キャンディなど 畜肉、水産系 ビーフ、ポーク、チキンなど肉類、カニ、エビなどの水産物の香り ハンバーグ、カマボコ、インスタント食品、レトルト食品、ペットフードなど 調味系 スープ、ソース、醤油、マツタケ、シイタケなどの香り インスタント食品、レトルト食品など 酒類系 リキュール、カクテルなどの香り 菓子類、清涼飲料、アイスクリームなど
フレーバーの役割 〜食品の価値を高めて、食生活を楽しくします〜
日常の生活で食べるということは、ただ生きるために食べるということではなく、食べて「おいしい」と感じることが大切です。 「おいしい」と感じないものには食欲も湧きません。 おいしく感じるためには、よい香りと味を欠くことはできません。 加工食品は、加工の工程で、熱がかかったりなどして、本来の香りや味が弱くなったり、変わったりすることがよくあります。 食品香料はこれらに好ましい香りや味を付けたり、好ましくないにおいを弱めたり消したりするはたらきがあります。
食品香料は新しい食品を作り出します
香りのない透明な炭酸飲料、チューインガムを想像してみて下さい。 実感としてよくわからないかもしれませんが、炭酸飲料は甘酸っぱい水であり、チューインガムはただ甘いだけのものです。 そのほかにマーガリンやカニカマなどにもフレーバーがあってはじめて誕生したものです。
Copyright ©2002 JFFMA All right reserved