プリトビッツェ湖群国立公園のシクラメン

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機会があって、中欧のクロアチアを旅行することが出来ましたクロアチアは1991年に旧ユーゴスラビアから独立した新しい国です。アドリア海を挟んで、イタリアの東に位置している「く」の字型の国土を有しています。クロアチアには世界遺産として、文化遺産が5件、自然遺産が1件登録されています。その自然遺産がプリトビッツェ湖群国立公園(Plitvice Lakes  National Park: http://www.np-plitvicka-jezera.hr/)です。位置としてはクロアチアのくの字の曲がった部分にあります。ここは、中国の九寨溝に似て、湖が石灰の堰で区分けされています。


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プリトビッツェ湖群

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プリトビッツェ湖群


さて、湖群に向かう途中の下る道の脇にいたるところにシクラメンが自生しているのを見つけました。8月下旬というのに可憐な花をつけていました。

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自生のシクラメン

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透明な湖


シクラメンは、園芸品種しかお目にかかったことがありません。ましてや冬に花が咲くとばかり思っていました。夏越しに失敗する植物でもあります。調べてみると、中近東から東地中海沿岸が原産とあります。この時期に自生するシクラメンに出会ったことは香料業界に身を置く者としてはたいへん幸せでした。


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