京都府・二条城

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二条城の庭園

二条城の門

二条城の庭園

歴史の香り漂う京都・二条城。夏には素晴らしい緑の景色とグリーンノート(青い木の葉や草の香り)が溢れています。

京都府には世界遺産(世界文化遺産)古都京都の文化財が17箇所もあります。その一つが二条城(京都市中京区)です。
江戸時代初期1601年関が原の戦いで勝利した徳川家康は、上洛(京へ行く)時の宿泊場所として1603年二条城を築城しました。ここで将軍就任の祝賀行事が行われたり、ここから京都御所へ出向いていたようです。1634年第3代将軍徳川家光が二条城に入ったのを最後に、幕末まで将軍が二条城を使用することはなかったようです。

幕末になり、1863年朝廷の要請に応えて第14代将軍徳川家茂が上洛し二条城に入り、家持は1865年にも上洛し二条城に入りますが、第2次長州征伐のため大阪城に移り、ここで死去しました。
1866年最後の将軍徳川慶喜が上洛し、二条城で第15代将軍に命じられます。そして、翌年1867年10月、二条城の大広間で大政奉還(たいせいほうかん)を発表して、朝廷に政権を返し、260年続いた徳川の江戸幕府がその幕を閉じました。

旧桂宮御殿を移した本丸(重要文化財)と豪壮な二之丸御殿(国宝)からなり、 二之丸御殿の絢爛豪華な建築と障壁画は目をみはる素晴らしいものがたくさんあります。城内は史跡、二之丸庭園は特別名勝に指定されています。日本の歴史の表舞台となった二条城へ、京都に行った時には、是非一度は訪ねてみてはいかがでしょうか。  

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