フレグランスの安全性

化粧品は直接肌などに付けることから、皮膚に対して悪影響のないことが重視され、化粧品の一原料である香料にも当然肌に対する安全性が求められます。

ジャスミンの香りは200種類以上の成分から成り立っているといわれるように、天然香料にはとても多くの成分が含まれています。それらの成分の中には皮膚刺激の強いものもあります。技術の進歩によって、今では天然香料中の多くの成分の物質名がわかるようになりました。

化粧品には天然香料だけでなく合成香料も使われますが、これらの香料によって皮膚トラブルなどが起こらず、安全に使用できるための研究を行う国際的 な組織「香粧品香料原料安全性研究所」(RIFM)が設立され化粧品香料それぞれの成分について、広範な項目について安全性評価をしています。

世界の香料業界の組織である国際香粧品香料協会(IFRA)はこの評価結果に基づいて、香料を安全に使用するためのスタンダードを定めています。こ のスタンダードでは使ってはいけない香料成分を定めたり、化粧品の用途によって使える量の上限を決めたりしています。天然香料にも光毒性や光アレルギー性 のあるものがありますが、香料中の原因物質が解明されて、それを取り除いた安全な香料も開発されています。

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