今月の花 アーカイブ: 2012年

パチュリー

パチュリー

冬は花が少ないので、香料植物を取り上げます。今月はパチュリーです。シソ科とは思えない力強さをもった土臭い線香を想わせる特異な香りです。香水にもよく用いられます。天然香料基原物質集にも収載されています。別名カッコウまたはパチョリ。シソ科ミズトラノオ属

2012.12.05

ソバ

ソバノハナ

 新蕎麦が出回る季節になりました。今月は可憐な赤いそばの花をご覧いただきたいと思います。そばの花には臭いがありますが芳しいものではないようです。天然香料基原物質集には「コクルイ」として収載されています。タデ科,ソバ属

2012.11.02

マツタケ

マツタケ

匂い松茸味しめじ。日本人の食生活に季節感を添えてくれる松茸です。天然香料基原物質集に収載されています。マツタケオールとも呼ばれる1-オクテン-3-オールが松茸の香りに大きく寄与しています。キシメジ科キシメジ属。

2012.10.01

サルスベリ

サルスベリ

盛夏に咲くこの花は人にあまり見向きもされないようです。修善寺で見かけたので漱石の句を添えます。
「百日紅浮世は熱きものと知りぬ」
ミソハギ科 サルスベリ属

2012.09.04

ギンバイカ

ギンバイカ

シューマンの歌曲集の題名にもなっている花です。ミルテ、マートルなどとも呼ばれ、夏に白い花を咲かせます。特徴的な雄ずいを多く伸ばしています。葉はユーカリのような香りを放ちます。天然香料基原物質集にもその名がありフレーバー・フレグランスに使用されています。地中海沿岸原産。フトモモ科 ギンバイカ属

2012.08.17

ザクロ

ザクロ

「天然香料基原物質集」から選びました。ざくろは、初夏に鮮やかな紅色の花を咲かせます。日本では観賞用に栽培されることが多いようですが、食用・薬用に利用されています。種がびっしり詰まっていることから繁栄の象徴として世界中におめでたいイメージがあります。鬼子母神がザクロの実を持っているのには別の意味あいもあるようですが。ザクロ科 ザクロ属。

2012.08.02

ギボウシ

ギボウシ

花茎を長く伸ばし可憐な花を咲かせます。葉っぱは幅広で大きく、斑入り葉、ブルーの葉、ライム色の葉など種類が多く半日陰の庭植えにたいへん人気です。楊貴妃が愛したマルバタマノカンザシ(丸葉玉の簪H. plantaginea Asch.)は、夜白い大輪の花を咲かせ香りもあります。 
ユリ科
   ギボウシ属

2012.06.28

ラベンダー

ラベンダー

ラベンダーの香りは数ある芳香性ハーブの中でも多くの人に愛されている一つです。この香りは、殺菌、消炎、鎮静効果のある酢酸リナリルなどを含んでいます。花や茎からとれる「ラベンダー油」は香水などの化粧品の原料になります。写真は北海道のラベンダーですが、世界でも高品質のラベンダーであるとも言われています。
シソ科、ラバンジュラ属

2012.06.11

シラン

シラン

紫蘭は、熊谷草・敦盛草などの超レアなラン科植物と同じ、地に生えるランです。性質は丈夫で、日当りがよく、適度に湿り気のある場所に植えておくと年々増えて茂っていきますので、目に触れる機会が多いと思います。『君知るや薬草園に紫蘭あり 高浜虚子』 
ラン科 シラン属
香りの教室にもお立ち寄りください。

2012.05.18

シャガ

シャガ

「しゃがの花」が見ごろを迎えています。群生している姿は圧巻ですが、人家近くの日陰に人知れず咲いていたりすると可憐です。アヤメ科 アヤメ属

2012.05.07

タンポポ

タンポポ

タンポポはキク科植物です。タンポポはありふれた植物のせいか世界各地で研究がおこなわれているそうです。葉は煎じて利尿剤としたり、根は肝臓浄化作用と胆汁合成促進作用があるそうです。タンポポの綿帽子が青空に舞う姿を想像してください。きっと初夏ですね。
キク科  タンポポ属

2012.04.17

ナノハナ

ナノハナ

ナノハナはナタネの花を指すことが多く、ナタネにはアブラナとセイヨウアブラナの2種類の作物があります。後者は香気成分を分析した報告があります。一面に広がる菜の花畑は春の風物です。「菜の花や 月は東に 日は西に」与謝蕪村
アブラナ科  アブラナ属

2012.03.06

フクジュソウ

 

フクジュソウ

春を告げる代表的な花です。光や温度に非常に敏感で太陽光に応じて開閉します。花が終わる頃人参のように細かい葉が広がります。
「日のあたる 窓の硝子や 福寿草」(永井荷風) キンポウゲ科 フクジュソウ属

2012.02.17

パフィオペディルム

パフィオペディルム

今回も洋ランを紹介します。パフィオペディルムです。洋ランの魅力は多くは冬に咲くことと、葉からは想像も出来ない花を咲かせることです。パフィオは別名かぶとランとも言われ、多彩な色・模様の花を咲かせることが魅力です。ラン科 パフィオペディルム属

2012.02.03

コチョウラン

胡蝶蘭は、カトレアと豪華な洋ランの双璧をなすといっても過言ではないでしょうか。残念ながら、香りを発する品種を聞いたことがありません。原種を見る機会があったら嗅いで観てください。ラン科 コチョウラン属

2012.01.20

ハボタン

 

ハボタン

キャベツやブロッコリーの仲間ですが重なり合った葉が牡丹の花のように美しい事から名前がつけられました。
又紅白の色合いがおめでたいとして日本の正月飾りとして親しまれています。アブラナ科 アブラナ属

2012.01.03

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