今月の花 アーカイブ: 2010年

アメジストセージ

アメジストセージ

しそ科のセージの仲間にはたくさんの種類があるんですね。これは、メキシカンブッシュセージ、別名アメジストセージ。夏~秋にかけて赤紫色の萼(がく)から白や、薄桃色、赤紫色の小花を咲かせる半耐寒性宿根草です。草丈は1~1.5mぐらい。 シソ科アキギリ属の多年草

2010.12.10

皇帝ダリア

皇帝ダリア

 この花ご存知ですか?皇帝ダリアとか木立ダリアとか言われています。多くの写真が見上げたアングルになっていますがそれも道理で高さが5mになるものがあるとか。
メキシコ原産のキク科ダリア属多年草。短日植物のため11月から12月に花を咲かせる。木枯らしに身を屈めないで上を向いて探してみたらいかがでしょう。キク科 ダリア属

2010.11.17

コスモス

コスモス

秋桜とも言うそうです。すっかり日本の風景に溶け込んでいますが、メキシコ原産で、明治20年頃日本に渡来されたといわれています。ピンク、赤、白、黄色と、高原や田んぼに咲く様は秋の景色に欠かせません。キク科、コスモス属

2010.11.01

キンモクセイ

 

キンモクセイ

散歩しているとどこからともなく甘く、強い匂いが流れてきます。花は小さくて目立ちませんが、花が終わって散ると金色の絨毯を敷いたようです。香りの主成分はβ-イオノン、リナロール、γ-デカラクトン、リナロールオキシド、cis-3-ヘキセノールなどです。
モクセイ科、モクセイ属

2010.10.19

ヒガンバナ

彼岸花

秋のお彼岸の頃に赤い花を咲かせます。もともと中国原産の花で、日本に稲作とともに伝来したとされています。別名、曼珠沙華。サンスクリット語で天界に咲く花という意味。おめでたい事が起こる兆しに赤い花が天から降ってくる、という仏教の経典から来ています。ヒガンバナ科、ヒガンバナ属
<曼珠沙華 あっけらかんと道の端 夏目漱石>

2010.10.05

ワレモコウ

ワレモコウ

高さが1m程度で、暗い紅色の変わった花をつける多年草。秋の十五夜のお月見には薄(すすき)とともに欠かせないもののようです。 この花には花びらがないのが特徴で、ぐみの実のようなころんとした形です。根にはサンギルソルビンなどの薬効成分が含まれ、漢方では止血効果のある薬として利用されています。
バラ科, ワレモコウ属

2010.09.21

ワタ

ワタ

繊維植物として広く栽培され油料としても利用されます。花の色の多くは黄色ですが白花や赤花もあり、咲いてから散るまでの間に花の色が変わるものもあります。変わる理由は合成された色素が有害な紫外線の防御物質として働いていることがわかってきました。花が咲いてから約40~60日で成長が止まり乾燥してはじけ、中から白いわたがでてきます。9月半ばから10月、寒い地方では11月初めごろになることもあります。 綿は世界の繊維材料の約7割を占めます。
ワタ属 、 アオイ科

2010.09.02

フヨウ

フヨウ

フヨウの花のように美しいしとやかな顔立ちの事を「フヨウの顔」と言い、昔から美しい女性のたとえに用いられます。
原産地は中国で、日本では関東地方以南で観賞用に栽培され、7~10月始めにかけてピンクや白で直径10~15cm程度の花をつけます。幹は高さ1.5~3m。朝咲いて夕方にはしぼむ1日花で、長期間にわたって毎日次々と開花します。
葵(あおい)科、フヨウ(ハイビスカス)属

2010.08.23

レンゲショウマ

レンゲショウマ

1属1種の日本特産植物で山地の落葉林内に生え、福島県から奈良県に分布します。高さは80センチ程度となりますが、花茎は細長く、約3~4cmの赤みを帯びた光沢のある淡紫色で、上品かつ気品あふれる花が下向きに咲きます。 
金鳳花(きんぽうげ)科、レンゲショウマ属

2010.08.13

クララ

クララ

葉は奇数羽状複葉で、20 ~ 25 センチの総状花序を出して、淡黄色の蝶形花をたくさんつけます。なぜかよく大きなハチが集まっています。根を咬むと目がくらむほど苦いので「くらら」と名づけられたとか。
葉、根は薬草にもされるそうですが有毒です。駆虫薬として家畜の寄生虫駆除等にも使用されています。
豆(まめ)科、エンジュ(クララ)属

2010.08.05

ホザキシモツケ

ホザキシモツケ

エゾカンゾウに続き をお送りします。絶滅危惧種Ⅱ類に指定されているこの花は、北海道と奥日光・長野県の霧ヶ峰でしか見られない貴重な花です。シモツケの仲間ではめずらしく花序が直立し穂状につくのが特徴です。日光小田代ヶ原では、秋には草紅葉となって彩を添えるそうです。バラ科、シモツケ属

2010.07.27

エゾカンゾウ

エゾカンゾウ

梅雨も明けると暑さとともに抜けるような青空が広がります。夏はひまわりに代表されるような黄色ともオレンジともつかない色が映えます。写真は、北海道原生花園でのもの。ニッコウキスゲなどとともにヘメロカリスの仲間。ヘメロカリスとは、花が一日でしぼんでしまうことに由来した名前。愛しい人への思いを断ち切るためのアイテムとして和歌に詠まれているそうです。夏の終わりに思い起こしてください。  ユリ科、 ヘメロカリス属。

2010.07.16

ハス

ハス

蓮の種類は赤や白の花を咲かせる東洋産と、黄色の花を咲かせるアメリカ産に分かれますが形態的な特徴は非常に良く似ています。スイレンと異なり、水面から高く花柄を伸ばして開花し、茎は通気のための穴が通っています。葉は円形で撥水性があり水玉ができます。なかなか花の香りを楽しむ事は難しいのですが、すがすがしい香りがします。その大部分は雄しべから放出されているようです。地下茎はレンコン(蓮根)として食用になります。 ハス科 ハス属
「久方の 雨も降らぬか 蓮葉(はちすば)に たまれる水の 玉に似たる見む」 新田部皇子(にいたべのみこ) 万葉集

2010.07.05

オトメユリ

オトメユリ

日本特産のユリで新潟、福島、山形の限られた山地に自生する貴重な植物です。高さは30~50cm程度,
花は筒形で横向きに開きます。花はうすピンク色で香りは甘く、とても濃厚です。良く似たユリにササユリがありますが、オトメユリはおしべの先が黄色くなっているところで区別されます。 
ユリ科,  ユリ属    別名、ヒメサユリ

2010.06.21

ムギナデシコ

ムギナデシコ

ヨーロッパ、アジア原産でムギ畑に生える雑草だったことから「ムギセンノウ」とも言われます。又葉っぱが細長く、草丈が60cm~90cmにもなるので「麦」にたとえられます。風になびくような柔らかい姿と可憐な花が咲きます。日本では近年、学名のアグロステンマの名で広く栽培されています。
ナデシコ科,アグロステンマ属

2010.06.09

ジャーマンアイリス

ジャーマンアイリス

日本では明治の初めに渡来しましたが、栽培され始めたのは昭和30年頃からと云われています。ジャーマンアイリスと言いながら、最近はアメリカでの改良が進んでいます。花色は豊富で大きくフリルのついた花びらが見事です。根茎から抽出した精油は香料として利用されます。それはバイオレットのようなフローラルの香りです。   ・アヤメ科 アヤメ 属

2010.05.17

ふじ

ふじ

日本にはフジ(ノダフジ)とヤマフジ(ノフジ)があり、ノダフジはつるはよくのび、右巻きにまきつき、観賞用として庭園、公園、神社の境内などに栽培されています。ヤマフジ(ノフジ)は、つるが左巻きで花の色が紫色でやや大型、本州の西部,四国,九州の山に野生しています。フジの花は最盛期になるとむせ返るような芳香を放します。そのイメージから調合によりつくった香料を香粧品などに使用することもあります。 
・マメ科, フジ属

2010.05.10

牡丹

牡丹

「獅子に牡丹」「牡丹に唐獅子」、獅子は「百獣の王」牡丹は「百花の王」と呼ばれ、よい組み合わせとされています。原産は中国で日本への渡来は平安朝といわれます。根の樹皮部分は漢方薬の原料になります。非常によく似ている花にシャクヤクがありますが、ボタンは「木」、シャクヤクは「草」です。
 ・ボタン科, ボタン属

2010.04.28

さくら

さくら

いろいろ種類がありますが 日本の桜の8割以上は 「ソメイヨシノ」です。 花は、うすピンク色で 香りは弱いです。淡い芳香を持っている白花は「オオシマザクラ」で、葉っぱは「桜餅」に使われます。若葉を塩漬けにしてクマリンの香りを引き出すことで、独特の香りと塩味が出て防腐剤の役目もあります。サクランボの実はソメイヨシノなどではならず、西洋桜などにしかなりません。ふつうの桜にも5月頃赤い実がなりますが、さくらんぼより小さくて固いです。
「清水へ 祇園をよぎる 桜月夜こよひ逢ふ人 みな美しき」 晶子            ・薔薇(ばら)科, サクラ属

2010.04.19

ミツマタ

ミツマタ

7月ごろに新しい枝の先が急に3本ずつに分岐し、密に茂ることから“ミツマタ(三股)"の名がつけられました。
30~50個の花からなる球形の頭状花序の蕾が点頭し、3~4月項になると葉よりも早く黄色い芳香のある花が開花します。花には花弁がなく、先端が4裂して開花します。日本に渡来したのは室町時代といわれ、樹皮の靭皮繊維がじょうぶなので和紙の原料とされました。
ジンチョウゲ科 ミツマタ属

2010.03.31

フサアカシア

フサアカシア(ミモザ)

金の花をつけます。小さなポンポンのような花が房状にたくさんついています。葉は羽状複葉で白銀色のかかった緑色です。早春に淡黄色の花を枝いっぱにつけ、丈夫であることに加え、都会的な美しさと香りのよさが親しまれています。フランスでは最盛期にミモザ祭りが催され、この時期が過ぎると香水の原料にするそうです。
・マメ科     別名:ミモザ,ハナアカシア(花アカシア)  ・オーストラリア原産 

2010.03.17

ザゼンソウ

ざぜんそう

この花の一番大きな特徴は、何といっても花が発熱することでしょう。早春の寒さの中で、たとえ夜間外気温がマイナスに下がっても花は15~35℃の温度を保ち、その熱で周囲の雪をも解かすと言われています。和名は僧侶が座禅を組んでいる姿を見立てて名付けられました。なんともいえない悪臭があります。 また達磨大師に見立てて「達磨草」の別名もあります。
サトイモ科

2010.03.05

大阪城と梅

 花芽は一節につき1個となるため、モモに比べ、開花時の華やかな印象は薄いようです。梅には300種以上の品種がありますが、現在、日本国内では100種類前後の実の収穫を目的とした梅の品種が栽培されています。
「東風(こち)吹かば にほひおこせよ梅の花 主なしとて 春な忘れそ」  菅原道真
バラ科、サクラ属の落葉中高木

2010.02.17

蝋梅(ロウバイ)

ろうばい

早春の花ってどうして黄色いものが多いんでしょか。水仙、福寿草、菜の花、そしてこのロウバイ。花の少ない季節に咲くとてもよい香りがするろうそく細工のような花です。ロウバイはロウバイ科ロウバイ属の落葉低木です。バラ科のウメとは無関係です。主な香りはリナロール、ベンジルアルコールなどです。

2010.02.02

水仙

水仙

園芸品種が多く日本に古来からある水仙はとても
よい香りがします。
「水仙の  香やこぼれても  雪の上」  加賀千代女
「其のにほひ  桃より白し  水仙花」    松尾芭蕉
ヒガンバナ科の球根植物で原産は地中海沿岸。
平安末期に中国から渡来されたといわれています。

2010.01.19

つばき(椿)

つばき

春の木と書いて「椿」。2010年の巻頭を飾るに相応しい花を選んでみました。ひとは、どんな思いでツバキを眺めるのでしょうか。「あしひきの八峰の椿つらつらに見とも飽かめや植ゑてける君」 大伴家持
匂いがないと思われがちですが、匂いツバキとして作出されているものがあります。

2010.01.01

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